アウトプットするためのノートを購入しました

アウトプット大全を読み学習したので、それを実行していくためにノートを購入しました。具体的には勉強会に参加したり、芸術に触れたりしたときに記載しようと思っています。書き方としては、ノートの見開き2ページで完結するように

①左のページに要点をシンプルにまとめる

②自分のなかでの気づきを3点書きだす

③ToDoリスト(行動すること)を3点書きだす

といったことを意識しながら書きたいと思います。ノートはゲリラ的に文具店へ行き、自分に合いそうなものを探していたところ、お店のおすすめと表記されいたグリーンノート(無線綴じタイプ)というノートを見つけました。

Green NOTEBOOK

こちらはページが緑色がかっており、光の反射を抑えてくれるため目に優しい効果が期待できます。

実際に購入したノート

ちょうど明日舞台を見に行く予定にしていますので、早速ノートに記載したいと思います。ちなみにノートの値段は187円(税込み)でしたが、買った後にネットで調べたら144円で売っているところを見つけてしまいました。知らない方がよいこともありますね。

新年度ですね

新しい年度となりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか。私は異動もなく部署内のメンバーも同じということで、特別変わったことはありません。ですので昨年度同様、相談業務を続けていこうと思っております。別の部署では職員の異動があったり新しい職員が入ったりといった変化があるので、まずは人の顔と名前を一致することができるよう、覚えていきたいなと思います。私はまだ職場で部署異動というものを体験したことがないので想像できませんが、いずれくるであろう異動はわりと楽しみではあります。今までは別の仕事がしたいというときには転職しかありませんでしたが、ある程度大きい企業だと異動がありますね。みなさまは異動した経験はありますでしょうか?

年度がかわって割り振られる仕事がいくつか増えました。その影響からか何かの調整なのか、基本給が500円くらいあがりました。下がるよりはいいのでありがたいですね。

それと子どもが無事に保育園へ通うようになりました。私はまだ送迎していないのですが、保護者と離れる時には子ども達の泣き声で大変だったとのことでした。まだ慣らし保育ですが、徐々に時間も増えていくようです。時間が合う時には送迎も積極的に行い、家族の負担を軽減したいなと考えています。

アウトプット大全を読んで学んだこと

アウトプット大全を読みました。

私なりにまずやってみようと思ったことは、A4のノートを購入するということです。著者は仕事とプライベートで記録するノートを分けることなく、参加したセミナーや見た映画の感想等、見開き2ページでまとめるようにされていたので、私も取り入れてみようと思いました。私のことを振り返ると、以前仕事に就いたばかりの時にメモをとって覚えようとしており、久しぶりにそのメモを見た時に『その当時の情景が頭に浮かんでくる』といった体験をしていたなあということを思い出しました。

お気に入りのノートを探し、学んだり体験したりしたことを記載し紙に残すことで、記憶に定着させることと文章をうまく書く訓練をしていきたいと考えています。

合理的配慮の義務化

障害者差別解消法における、合理的配慮の勉強をしました。

2024年4月より、事業者による障害のある人への合理的配慮の提供が義務化されています。用語の解説としては

①「事業者」=企業や団体、店舗のこと

②「障害者」=継続的に日常生活や社会生活に相当な制限を受けている全ての人(手帳の有無ではない)

③「合理的配慮」=障害のある人から申出があった場合に、負担が重すぎない範囲で障害のある人の求めに応じる

となります。障害のある人から「社会的なバリアを取り除いてほしい」という意思が示された場合には、その実施に伴う負担が過重でない範囲(事業者の負担が重すぎないか)で、バリアを取り除くために必要かつ合理的な対応をすることとされています。これを「合理的配慮の提供」というそうです。

合理的配慮の例としては

・飲食店で障害のある人から「車いすのまま着席したい」との申出があった

【対応例】 机に備え付けの椅子を片付けて、車いすのまま着席できるスペースを確保した。

というものがあげられていました。このような配慮はできそうですね。しかし

・飲食店において障害のある人から食事介助を求める申出があった。

【対応例】 その飲食店は食事介助を事業の一環として行っていないことから、介助を断った。 この例は、合理的配慮の提供義務に反しないと考えられる。

ということでした。一般的な飲食店は「料理の提供」が目的であり、食事介助までは含んでいないため、障害のある人だからという理由で食事介助を行わないということが不当な差別的取扱いにはあたらず、問題ではないという判断らしいです。

結局何事も一律に決められることではなく、事業者の過重な負担かどうか合理的配慮が必要かは個別のケースによるため、お互いの建設的な対話が必要になるという結論でした。

今回の勉強で「障害のある人からの提案を全て受け入れないといけないわけではない」ということがわかりました。多様性を尊重していくために、お互いがお互いを思いやることができるような社会にしていきたいですね。

印象に残っている人⑩ 後日談

 

s-ta.hatenablog.com

 

余談①

本人は退院後に自宅で生活していましたが、その間何を食べていたのか尋ねてみたところ

本人「冷蔵庫に卵があったから、飲んだわ」

と話していました。本人は買い物に行けないので新しい卵ではないし、そうなると入院前からあるものとなりますが、入院は1か月くらいしていたから・・・と、ロッキーもびっくりの期限切れ卵で空腹を凌いだとのことでした(ちなみにガスは止まっていたので、調理はできなかったそうです)。入所後に特別身体の異変があったという話は聞かなかったので、大丈夫だったと予想します。

 

後日談①

本人が入所してしばらくたったある日、担当ケアマネジャーから連絡があり

ケアマネ「実は本人の年金がちょっと少なくて貯金もないので、生活保護の申請をしに行ったんですよ」

私「そうだったんですか」

ケアマネ「そうしたら担当のケースワーカーから、株があるのでそれを活用して再度申請してくださいと言われまして」

私「あーそういえば本人は株の取引きやっているって言ってました」

ケアマネ「どうすればいいのかわからないので、一緒にしてくれません?」

私「私もわからないけど、早速行きますね」

という流れでケアマネと施設訪問

本人「あら久しぶり」

私「元気そうですね」

本人「まあね」

私「株の取引きってどうやってました?」

本人「電話でやっていたわ」

私「どこの証券会社ですか?」

本人「○○よ」

ケアマネ「番号わかります?」

本人「わかるわよ」

私「今後ここでの生活を続けるのに、持っている株を売らないと生活保護の申請ができないんですよ。だから売りません?」

本人「ねえ、それは分かるんだけど、私が持っている株はまだ売り時じゃないのよ」

私「(そんなこと言っている場合じゃねーだろ)また一人で暮らさなきゃいけなくなりますよ」

本人「・・・仕方ないわね」

というやりとりの後、無事に電話してくれました。その際電話の相手からパスワードを聞かれたのですが、本人は8ケタくらいのパスワードを伝え無事に売却することができました。私とケアマネは顔を見合わせ、記憶力すごいねってアイコンタクトしました。

 

後日談②

私の事業所の管理者から「よく病院から自宅へ戻すことができたね。自分だったら怖くてできないわ」と言われました。たしかに本人の命にかかわる危険な選択だったし、どこまで根競べするかも未知の状態だったので不安は多い状態でした。しかし事業所内ではもちろんのこと、親族や関係機関とも話し合って了承を得てからの決断だったため、ある意味本人の希望を実現できた結果、自己決定を支援できたと考えます。

 

後日談③

本人が入所し3か月ほどたったころ、担当のケアマネと会う機会がありました。本人の様子を聞くと「元気に過ごしています。入所されてから、一度も家に帰りたいとは言っていませんよ」と教えてもらい、心の中でガッツポーズしました。

 

要介護3の認定で退院したての人を介護サービスなしで一人暮らしを再開させるというのは、どう考えても命の危険があるので多数の専門職はしない判断だと思います。しかし今回のケースでは「一人で生活できないことを分かってもう」ことが目的だったため、このような方法を選択しました。それと本人が一度決めたからってずっとその生活を続けるのではなく、考えが変わった時に誰かに助けてと言える関係性になっておく、ということが重要だと理解できました。また、今回のケースは親族の意向が一致していたということが実行できた大きな要因だと考えます。自己決定については色々意見は分かれますが、だからこそ話し合いが必要だと感じるケースでした。