ジェイソン流 お金の増やし方 感想

珍しく本を読み終えました。支出の最適化の方法等は、おおむね私の生活で取り入れていることと大差がないので安心しました。しかし著者は「まだ使えるので毛玉のある服を着ている」と言われており、私はそこまではできないなあと思ってしまいました。けれども自分の身なりを振り返ってみると、普段着ている白い長袖Tシャツはところどころにシミ(しょうゆかな?)があったり、仕事で使っているネクタイはほつれと毛玉があったりします。ですので以外と共通点があるようにも感じましたが、ビジネス上は望ましくないのかなと思ったりもしました(著者は衣装があると思うで、いいのでしょう)。

それと投資の考え方もだいたい同じでした。しかし私はアメリカだけに投資するのはどうかな?という感覚があるので、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入します。手数料だけでいうと楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドの方が優秀なのですが、私が楽天のサービスをほとんど使っていないことと、ファンドの純資産額が少ないことが不安材料だと感じています。それと私は暗号資産・個別株はギャンブルととらえているため買わないことにしています。また、日々の株価指数等のチェックはしておりませんし、そこまで情報を集めなくても適切な投資信託を選んでおけば資産形成ができることと、情報を集める時間を別のところに使えると思うので、ごくたまーに情報収集するくらいにしております。それと本には特に載っていませんでしたが、個人的には立会外分売とIPOには引き続き申し込もうと思います。

私にも子どもがいますので、お金の教育も生活に組み込んで行きたいなと考えていました。著者が実行されている「子どもにはお手伝いをしたりするとおこづかいをあげるシステムにしている。さらにお年玉として、1年間のおこづかいの合計10%をあげる(1年間のおこづかいの中で手元に残った10%をお年玉とする、ではないと思います。これにより、お手伝いの回数が増えるのを見込んでいるということでしょうか)」により、子どもがムダ遣いをしないように自分で考えることができることと、元金が減るとお年玉が減るということで年利・(その後の)複利の概念を伝えることができるのはなるほどと思いました。こういったことで子ども本人に考えさせることができるので、とても良い工夫だと思いました。妻にも共有して実践していきたいと思います。

本を読んで、とにもかくにもお金を増やすための大前提としては、自分が健康で楽しく働ける(稼げる)状態じゃないと、資産形成もなにもないなと思いました。その中で生活を安定させ、投資への資金を作っていくことでだんだんとお金が増えることがわかりました。これからも朝の筋トレを続け、移動にはなるべく階段を利用し健康管理に努めたいと思います。