磯釣りに行ってきました

この日は3時に起きてご飯を食べ、歯磨きをしてからトイレもすませ4時くらいに友人のS氏と合流しました。ちなみに釣り道具はすべてS氏の予備の物を借りました。以前は私も道具を一式持っていたのですが、結婚し引っ越ししてから賃貸住まいとなり、釣り道具の保管場所を考えるのが大変になったことと、そもそも車がないので一人では釣りに行かないということと、磯釣りに行ったら撒き餌のニオイがきついし自宅で洗うのが大変だし、私自身魚をさばくのが苦手だし、という理由で引っ越しに合わせて道具を全て売りました。今回の釣りもそうですが、私が用意するのは雨具だけです(お世話になります)。

話が脱線したので戻しますと、4時から車で約2時間かけて移動し、コンビニで食料を買ったり休憩したりもう一人に友人のG氏と合流したりしつつ無事に船着き場へ到着しました。船着き場で着替えているとちょうどいいタイミングで船頭さんが到着したので、荷物の積み込みと乗船名簿への記入を終え出港しました。約半年ぶりの釣りなのでイメージトレーニングをしつつ、船に揺られて15分ほどで釣り場に到着しました。

3人で乗れるところでお互いの様子が確認できるくらいの距離で釣りができ、干満に対しても移動できる比較的安全な場所につけてくれました。海は左から右にやや速く流れており若干当て潮で、深さはだいたい8mとのことでした。我々の狙いはクロダイだったのですが最近よく釣れているという情報だったため、かなり期待できる状況でした。潮の流れがある程度速いことと底を探りたかったので、3Bと2Bの重りをハリスに打って早速釣りを開始しました。4時間ほどタナを変えたり友人と相談したり重りの位置を変えたりしながら釣りを続けましたが、釣れるのはカサゴとベラ(どちらも10cm程度)ばかりでした。友人も同じような状況で私とS氏は半誘導、G氏は全誘導の仕掛けで釣っていました。

お昼になりご飯を食べて休憩していたところ、S氏に待望の本命クロダイがヒットしました。魚の引きを楽しみながら釣れたのは、35cmくらいの大きさでした。ちょうど満潮の潮止まりから干潮に向かっている状況だったので、これはチャンスに違いないと休憩を切り上げて釣りを再開しました。しかし相変わらず釣れるのは小さめの魚ばかり・・・。友人も疲れだして、かなり干潮に近づいてきました。少しづつ釣り座を変え、磯の角にいるG氏に場所を交代してもらいました。サシエと撒き餌を流れに乗せて流しても変化がなかったため、思い切って流れのない潮の境目を探ってみました。撒き餌をしたところ小魚が大量に湧いてきたので「餌をとられるだけかな」と思っていたところ、ぐいーっとウキがしずんで竿にアタリが来ました。すかさず合わせるとしっかりと感触があったので、無事に針にはかかったようです。魚の引きは割と強く、ぐっと底に向かって泳いでいる感覚はありますが、意外と早く上がってきました。魚は赤みを帯びていたので鯛かと思いましたが、おでこがでっぱっている見たことない魚でした。さらに海面に上がってきて気づいたのですが、まさかの胸鰭に針がかかっていました。しかし大きさは40cm近くあったためずっしり重く、タモ網に入れてもらうのは友人に手伝ってもらいました。魚の種類を尋ねたところイラという魚だと教えてくれました。初めて釣った(釣ったのか?)魚だったのでうれしいのはうれしいのですが、口にかけていないのでやや消化不良といった感じでした。そんな感じで時間切れとなり、今年初めての釣りは終了しました。本命のクロダイは釣れませんでしたが、初めての魚を上げることができたのでそれなりに満足でした。

Izuzuki Diverより引用 

www.izuzuki.com