猫の近隣トラブルについて

今お仕事で、猫を飼育している方の支援をしています。この方は母親を亡くされた後に一人暮らしとなり、寂しさから怪我をしている猫を拾って病院へ連れていき、自宅で飼うようになりました。しかし今ではその猫が20匹くらいに増えており、猫が自宅から外に出ては近隣の住宅へ侵入し物を食べたり糞尿をしたりしている状況です。

本人と会うことはできましたが、話し合ってもなかなか改善につながりません。近隣住民から動物愛護管理センターにも連絡してもらい、その後動物愛護管理センターの職員の方が何度か本人宅を訪問し指導してもらいましたが、特に変化がみられないという状況です。

私もいろいろ調べてみましたが、現状では被害を受けている側が対策するしかないようです。

www.city.kawagoe.saitama.jp

このように市のホームページで公開されているように、犬の場合は登録制度があるけれど、猫にはそのような法制度がないため対応できない。したがって自分の身は自分で守るしかない状態です。それでもどうにかしたいという場合には法的な手段が考えられますよね。ネット上を調べた結果、独立行政法人国民生活センターの資料が参考になりそうです。

https://www.kokusen.go.jp/wko/pdf/wko-202210_13.pdf

しかし今後もそこに住み続けるには、口頭で注意しても裁判になったとしても、お互いが良い関係を続けていくというのは難しそうです。今回は記事はすっきり解決している話ではないですが、社会的弱者にはあたらない一般の人(今回の場合、猫の被害を受けている人)の福祉や権利についてはあまり触れられないので、複雑な心境であります。

みなさんのお住まいでは、近隣トラブルはありませんでしょうか?