保険について

新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

私は現在生命保険には入っていないのですが、22歳のころ親が善意で貯蓄型の生命保険に加入してくれていました。10年で満期の商品だったのですが、ざっくり言うと10年で100万円くらい払って50万円くらい戻ってくる+生命保険、みたいな商品だったかと思います。3年くらいは親が払ってくれていたのですが「あなたも働きだしたし、自分で払いなさい」と言われて特に違和感なく支払っていたのですが、投資を始めたころに「これ保険料払って貯蓄するより、自分で投資したほうが利益たかくね?」と感じ、なんのために保険料を払っているのだろうという感覚を持ってしまいました。親としては子どものためにいろいろ考えて加入してくれたのですが、私としては「親の気持ちも分かるし・・・しかしながら、合理的に考えると保険料って高いしそもそも保険が必要なのだろうか・・・」みたいな葛藤がありました。貯蓄型の保険は満期まで支払い、それからは特に保険には加入していませんでした。そんななか、ここ最近経済評論家の山崎さんの保険に関する記事を読みまして、私の感覚は間違ってなかったのだと確認することができました。

media.rakuten-sec.net

若くて(20代、30代くらい)、子供がいて、貯金が乏しく、頼ることができる相手(親?)もいないというときに、10年ないし20年くらいの定期の死亡保険(掛け捨てで、特約のないもの)で、最も安いものを利用するのが、生命保険との正しい関わり方だ。端的に言って、これ以外に、生命保険は必要ない。

現在私は子どもがいますが貯蓄がある程度あることと、どうしようもないときには妻の親に頼ることができそうなこと、が該当しますので、生命保険は必要ない状況です。当時の状況で考えてみても独身だったし子どももいなかったし、病気もしておらず元気だったし、保険料払うより種銭貯めた方がよかったような・・・

また、民間の医療保険についても必要なく、高額な医療費になった場合には

www.kyoukaikenpo.or.jp

という高額医療費制度が利用できますので、こちらもある程度の貯蓄があれば対応できます。なので私は保険料を払うより自分で投資信託を購入するのが効率よい資産の増やし方と思っているので、民間保険には入っておりません(もちろんがん保険も未加入)。割合的にも日本人は生命保険に加入している人が多いようです。

www.resonabank.co.jp

生命保険に加入している日本人は約8割 生命保険文化センターの2022(令和4)年度「生活保障に関する調査」によると、生命保険の加入率は男性77.6%、女性81.5%です。加入率が最も高いのは、男女ともに50歳代です。

ちなみに私は車をもっていないのですが、自転車には乗ることがあります。入っている保険としては、アパートの火災保険には加入しております。火災保険には個人賠償責任保険がついており、自転車事故等でのお相手への補償も含まれておりますので、こちらで対応したと考えています(話が脱線したような・・・)。

私は自分の経験と違和感から保険に疑問をもちましたが、親のおかげで気づくことができた部分では感謝しております。今年も自分のことは自分で決められるよう、いろいろなところから情報を集めて、いろいろな人と話し合いながら考えを深めていければいいなと考えています。ブログを読んでくださっているみなさまからのご意見も参考にさせてもらいたいと考えておりますので、よかったら教えてやってください。よろしくお願いいたします。