Anekdoten / Gravity 感想 乾燥剤

これは12年くらい前(2011年)に購入したと思います。2003年に発売のアルバムなんですね。

1. Monolith

2. Ricochet

3. The War Is Over

4. What Should But Did Not Die

5. SW4

6. Gravity

7. The Games We Play

8. Seljak

このアルバムはとてもよく聴いていました。以前までのアルバムに比べると悲しさや重々しさ、とげとげしさがやわらぎまして、浮遊感と透明感と哀愁のある楽曲が多いです。個人的にはこういう曲の方がボーカルの方と相性がいいなーと感じます。(どちらも良いですが)

アルバムを通して全体的に好きなのですが、1曲目の歌詞を見てみます。

www.youtube.com

A storm
Will arise
Building up
From the hearts of the moons of mars

Be prepared
For the day
When we walk from the darkness
Out into light

Dawn
Drawing near
Comes a time
‘cause the system is breaking down

Be prepared
For the day
When we walk from the darkness
Out into light

日本語訳を見ますと


起こるだろう
積み重なる
火星の月の心から

備えよ
その日のために
暗闇から
光の中へ

夜明け
近づく
時が来る
システムが崩壊する

備えよ
その日のために
闇の中から
光の中へ

となります。

なんだか壮大な歌詞ですね。単語をみると地球規模の大きな話ですが、それぞれ聞き手の人生に当てはめてとらえても面白そうです。

 

とまあ歌詞の内容はおいといて、この曲の1:47秒あたりですがComes a timeが乾燥剤に聞こえます。もしかすると今までのじめじめした楽曲からの変化や進化、という意味で乾燥剤を導入したのかもしれません。Comes a timeの意味は時が来る、その時がきたともいえるため、ここからAnekdotenのらしさが全開になったという解釈を勝手にしています。

私は今までこんなに哀愁のある発音の乾燥剤を聞いたことがありませんでした。私も彼らを見習ってじめじめしないように行動していきたいと思います。Anekdotenのみなさん、どうもありがとうございます。