グループホームからの転職

高齢者のグループホームには3年くらい勤めていましたが、夜勤で身体と精神がすり減っている感じがしたことと、このままだと昇給が見込めないと理解しだしたので転職することにしました。また、グループホームには神棚がありましたが、お供えする炊き立てのご飯を三角錐にしたり星型にしたりしていたのがバレて、調理のおねえさまに「天罰がくだるわよ」と罵倒されたこともありました。

転職に関しては知人に相談したりハローワークへ行ったりしていたのですが、たまたま近くの通所リハビリテーションで介護職員の募集があるとわかりさっそく応募したところ採用となりました。だいたいどの事業所でもそうだと思いますが、退職したい3か月前には上司との話し合いをもってもらいました。退職の相談をするとありがたいことに引き留められましたが、介護の業界はどこも人で不足であることと、自分のためになる転職だと考え実行しました(私がいたグループホームは、前回みたいに不正を行っている事業所ではありませんでした)。

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転職した通所リハビリテーションは、高齢者が介護保険で利用するリハビリの施設になります。私の配属された部署は夜勤がなく、ある程度安定した生活ができていました。また、ボーナスが基本給の4倍と介護・福祉の業界ではかなり高めに設定されていました。そのおかげもあり、貯金のスピードが以前より上がりました。

仕事は大きなミスは(おそらく)あまりなくできていたのですが、私は介護職員初任者研修(昔のホームヘルパー2級)しか持っておらず、介護福祉士を取得するように上司や先輩から言われていました。しかし介護福祉士より社会福祉士の資格を取りたかったため、介護福祉士の勉強はしませんでした。また、私はあまり群れるタイプではなかったことと、わりとストレートに物を言うタイプなので、職場内でだんだん孤立していってしまいました。そのためか介護福祉士も持ってないくせに偉そうに、ということを遠回しに言われたこともありました。実際無資格だったため、自分はなんてダメなんだろうと考えたこともありました。

そんな中でも私と同期で入職した①マスダくん②マサルさんの二人とは、忘年会に関する取り組みのなかで意気投合し、だんだん仲良くなっていきました。