Anekdoten / Nucleus 感想

このアルバムも以前からCDで持っていました。発売は1995年とのことです。30年近く前の音楽なんですね。

1.Nucleus

2.Harvest

3.Book Of Hours

4.Raft

5.Rubankh

6.Here

7.This Far From The Sky

8.In Freedom

9.Luna Surface (Bonus Track) 

Vemodと同じく暗くて悲しい、怪しいメロディが多いアルバムですが、こちらはややその幅が広がった感じがします。特に激しくてトゲのある(音とメロディ)部分と静かな部分が明確で、起伏も大きい印象です。

聞いていて思ったことがあるので書いておきます。

2曲目の3分ごろのメロディですが、生理的に悲しくなるみたいな印象を受けます(感覚的に黒板を爪でキーってする音の悲しい版、悲しくなる神経に触れてくるようなメロディ)。ちょっと痛くて悲しいんだけど、もうそれが過ぎ去って苦い思い出になっている雰囲気があります。

3曲目も全体的に怪しげな雰囲気の曲ですが、開始から4分あたりまでなんとなく「かまいたちの夜の犯人に近づいているシーンの場面」だったり「バイオハザード1の後半の謎が少しずつ解けてきて最終局面に向かっているような雰囲気」を感じます。(だからなんだって感じですね)

7曲目の2分30秒ごろですが、ファイナルファンタジー4のダンジョンの曲(Into the Darknes)に似ています。(これもだからなんだって感じですが)

 

アルバムの中で好きな2曲目の歌詞を見てみます。(アルバム通してどれもかっこいいです)

www.youtube.com

I've drunk my fill, sunk my will
Bored myself with talk
End the dreaming
Time for seeing life as real as now

Synchronized in sharp focus, tuned with space and time
Led by instinct and emotion, ruled by heart and mind

Taking it all in
For each breath I give i'm closing in

The path that leads you back is there all the time
No doors have been shut to keep you outside
Benevolent skies will lead the way
On from yesterday

Losing our sight of the goal
We run around in our mazes alone
We run...
The treadmill is spinning around...

Taking it all in
For each breath I give i'm closing in

I know I fail to see you as I should
I scrabble on blind, but want to do good
Fearing the fears that hold the door
Love is the key to all

日本語訳をみますと

私は飲み尽くし、意志を沈めた。
おしゃべりに飽きた
夢想に終止符を打つ
人生を今と同じようにリアルに見る時

シャープな焦点でシンクロし、空間と時間に同調する。
本能と感情に導かれ、ハートとマインドに支配される

すべてを受け入れる
呼吸をするたびに、私は閉じていく。

戻る道はいつもそこにある
どんな扉も閉ざされてはいない
慈悲深い空が道を導いてくれる
昨日より続く

ゴールを見失い
迷路の中を一人で走り回る
走るんだ...
ルームランナーが回っている...

すべてを受け入れて
息をするたびに、私は迫ってくる

私はあなたを見るべきでないことを知っている
私は盲目で足掻くが、良いことをしたい
扉を閉ざす恐怖を恐れて
愛はすべての鍵

となります。歌詞は抽象的でよくわかりませんでした。